当JAは、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の最重要課題のひとつと位置付け、コンプライアンス・プログラムのもと、基本的使命として組合員・利用者の皆様をはじめとした地域の皆様から信頼されること、さらに社会的な期待に応えるべく公正かつ健全な業務運営を行うことを目指しています。
具体的には、コンプライアンスに関する規程や行動規範、倫理綱領、具体的な業務遂行に関するマニュアルを記載した「役職員向け手引書」を全役職員に周知させるとともに、不祥事防止関連対策として、自主検査の実施や職員の最低限年1回1週間以上の連続職場離脱制度の実施を採り入れるなどコンプライアンスに対する意識付けを図っています。
さらに、常勤役員を構成員とする「コンプライアンス委員会」を設置し、具体的方針の策定等あらゆる局面でコンプライアンスに関与するほか、コンプライアンスへの取り組みを強化するため、専任部署を設置するとともに、各部署に責任者を置いています。また、個人情報保護法における個人情報取扱事業者として、個人情報の適正な取扱いを遵守するため職員に対して資格取得の奨励を実施しています。
このような体制により、あらゆる機会を通じて職員教育に努め、全役職員が法令に則り、健全かつ適切な業務運営を行うというコンプライアンス意識の周知徹底を図っております。
コンプライアンス・プログラム
諸規程の整備、内部統制の実施計画、役職員の研修計画などコンプライアンスを実現するための具体的な実践計画等を定めたものです。
コンプライアンスにかかわる役職員向け手引書
コンプライアンス規程
コンプライアンス態勢を確立させ、健全な業務運営を確保するための規程です。
JA綱領・倫理綱領
JA綱領は、倫理綱領や行動規範とあわせて、JAの理念として情勢の変化に的確に対応し、協同組合運動の現場での生きた綱領にしていくことを述べています。倫理綱領はJA役職員が健全で適切な業務運営をしていくなかで、社会的責任と公共的使命に準ずる地域社会に貢献し、かつ倫理観の高い組織風土を構築するための根本方針を明文化したものです。
行動規範
役職員一人ひとりの業務上の行動の具体的なあり方を示したものであり、コンプライアンスを実現するための手引書です。
コンプライアンス態勢運営要領
コンプライアンスを確実に実施するための態勢について明確化したもので、役割・報告・相談体制等について規定したものです。
コンプライアンス・マニュアル
業務を遂行するうえでの主要な遵守事項について具体的に解説したもので、経営全般にかかる遵守事項と業務遂行に際して遵守すべき事項とに分かれています。
事故等対応手続
法令等逸脱行為が発生した場合および顧客等からの苦情等が発生した場合に適時・的確な対応を図るための手続きを定めたものです。
JAホットライン
役職員が不祥事等の情報を外部に設置された専用窓口に通報する内部通報制度です。